毎日の洗濯物を回して干して畳んで…さらにシャツのアイロンがけまで加わると、かなりの時間と労力を取られます。共働き世帯や子育て中のご家庭では、「洗濯だけでも誰かにお願いしたい」と思うのは自然なことです。
実は家事代行サービスでは、洗濯やアイロンがけも依頼可能です。掃除のイメージが強い家事代行ですが、洗濯・アイロン・衣類の整理など、衣類まわりの家事も幅広く対応してくれます。
この記事では、家事代行で洗濯やアイロンがけを頼む場合の具体的な対応内容、費用の目安、そして満足度を上げるための依頼のコツを解説します。

家事代行で依頼できる洗濯・アイロン関連の作業
まずは、具体的にどんな作業を頼めるのかを把握しておきましょう。
洗濯機を回す〜干すまで
洗濯物の仕分け、洗濯機のセット、洗い上がった衣類を干すところまで一連の作業を依頼できます。衣類の素材に応じた洗い方の判断もスタッフが行ってくれるため、デリケートな衣類も安心です。ネットに入れる必要があるものを事前に伝えておくと、よりスムーズに進みます。
乾いた洗濯物の取り込みと畳み
ベランダや室内干しの洗濯物を取り込み、丁寧に畳んでクローゼットや引き出しに収納するところまで対応してもらえます。畳み方にこだわりがある場合は、「Yシャツはハンガーにかけてほしい」「タオルは三つ折りで」など具体的に伝えておくと仕上がりの満足度が上がります。
アイロンがけ
ワイシャツ、ブラウス、ハンカチなどのアイロンがけも依頼可能です。アイロン台とアイロンは自宅のものを使用するのが一般的です。スチームアイロンがあると仕上がりが格段に良くなるため、お持ちであれば準備しておきましょう。
衣替え・クローゼットの整理
季節の変わり目には、衣替えの手伝いやクローゼットの整理整頓を依頼するケースもあります。ただし、衣類の断捨離判断はスタッフには難しいため、「これは処分OK」「これは保管」の判断は事前に自分で済ませておくのがベターです。
洗濯からアイロンまでをフルでお願いすると、1回の訪問で1〜1.5時間ほどかかります。他の家事とあわせて2〜3時間のプランで依頼するのが効率的です。
洗濯・アイロンを頼むときの費用感
コスト面が気になる方のために、料金の目安をまとめておきます。
家事代行の場合
洗濯・アイロン専用の料金設定はなく、通常の家事代行料金の中で対応してもらう形が一般的です。つまり、掃除や料理と同じく1時間あたり1,500円〜4,000円の時間制料金の枠内で依頼することになります。
アイロンがけはシャツ1枚あたり5〜10分程度かかるため、5枚頼むと30〜50分。他の家事とうまく組み合わせて時間を使い切るのがコツです。
クリーニング店との比較
ワイシャツのクリーニングは1枚200〜400円が相場です。仮にアイロンがけだけのために家事代行を利用するとコスパが悪くなってしまうため、他の家事とセットで依頼するか、アイロンがけの量が多い場合に家事代行を活用するのが賢い使い方です。
宅配クリーニングという選択肢も
アイロンがけが苦手な場合やスーツ・ジャケットなど本格的な仕上げが必要な場合は、宅配クリーニングサービスを併用するのも一つの手段です。家事代行は日常の洗濯、宅配クリーニングはフォーマル衣類という使い分けが合理的です。

満足度を上げるための依頼テクニック
家事代行で洗濯・アイロンを頼むとき、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わります。
洗剤の種類と使い分けを伝えておく
普段使っている洗剤・柔軟剤・漂白剤の使い方をメモにまとめて渡しておくと、スタッフが迷わずに作業できます。特に柔軟剤の量は好みが分かれるポイントなので、「少なめで」「たっぷり入れてOK」などの指示があると助かります。
アイロンの温度設定をラベルで管理する
衣類の素材によってアイロンの適切な温度が異なります。「高温OK」「低温で」といったラベルを衣類のハンガーに付けておくと、スタッフがスムーズに作業できます。素材表示を確認する手間も省けるため、お互いにとって効率的です。
畳み方のルールを統一する
「Tシャツはショップ畳みで」「バスタオルは四つ折りに」など、家庭独自のルールがある場合は初回にしっかり伝えておきましょう。一度覚えてもらえれば、2回目以降は指示なしでも同じ仕上がりを維持してもらえます。
干す場所と干し方を決めておく
物干しスペースの使い方にもルールを設けておくと便利です。「タオルは右側、衣類は左側」「靴下はピンチハンガーに」など、干し方のルールが明確だとスタッフの判断が楽になり、乾きムラも減ります。
デリケート素材(シルク、カシミヤなど)のアイロンがけは、スタッフによって対応可否が分かれます。高価な衣類のアイロンがけを依頼する場合は、事前にスタッフの経験を確認するか、クリーニング店に出すほうが安全です。
洗濯を頼むことで生まれる時間の価値
洗濯やアイロンは「やらなくてはいけない家事」ではありますが、正直なところ創造的な作業ではありません。この時間を他のことに使えるとしたら、その価値は決して小さくないはずです。
共働き世帯の場合
平日夜の洗濯・アイロンにかかる時間は1日あたり30分〜1時間。これを月20日として計算すると、月に10〜20時間を洗濯に費やしていることになります。この時間を子どもとの時間や自分のリラックスタイムに充てられるなら、家事代行のコストは十分に見合う投資といえます。
一人暮らしの場合
一人暮らしであっても、仕事で疲れた平日に洗濯物を回して干して畳むのは億劫です。週末にまとめて洗濯する方も多いですが、せっかくの休日が洗濯で潰れてしまうのはもったいないもの。週1回の家事代行でこの問題はすっきり解決します。

よくある質問
Q. 洗濯物に触られるのに抵抗がありますが大丈夫ですか?
下着類など見られたくないものがある場合は、事前に自分で洗って干しておくか、「下着はこのカゴに入れてあるので触らなくてOK」と伝えておけば問題ありません。多くのスタッフはプロとして割り切って作業していますが、気になるポイントは遠慮なく伝えて大丈夫です。
Q. アイロン台がなくても頼めますか?
アイロン台がない場合、テーブルの上にバスタオルを敷いて代用することは可能です。ただし、仕上がりの品質を考えると、アイロン台を用意しておくのが望ましいです。折りたたみ式のコンパクトなアイロン台であれば、収納場所にも困りません。
Q. 衣類を傷められた場合の補償はありますか?
派遣型の家事代行サービスであれば、運営会社が加入している損害賠償保険で対応してもらえるのが一般的です。マッチング型の場合はプラットフォームの補償規定を確認してください。ただし、事前に「この衣類は高価なので注意してほしい」と伝えておくのが最も効果的な予防策です。
Q. 洗濯だけの依頼でもOKですか?
もちろんOKです。ただし最低利用時間(多くは2時間)の制約があるため、洗濯だけで2時間分の作業量がない場合は、掃除や片付けなど他の家事と組み合わせて依頼するのが効率的です。
Q. ドラム式洗濯乾燥機の場合はどうなりますか?
乾燥まで自動で完了する場合は、洗濯物を畳んで収納する部分がメインの作業になります。乾燥機で乾かせない衣類(ニットやデリケート素材)だけ干す作業が残りますが、工程が減る分、他の家事に時間を回せるメリットがあります。
参考:タスカジ公式サイト


